夢七十九夜

夢を見た。


実家の居間に小さい入江みたいなのがある。
ブラックジャックのイルカだったかシャチだったかの来る入江みたいな。

急に深くなっていそう。
波も高くて荒い。
なにか危険だ。
そんなことを考えていると、
一緒にいた太朗の右足が、でかいうなぎのようなサメのような生き物に喰われた。
俺は間一髪で気づいて、というか、
何となく怖くて水辺から少し離れたところにいたのもあって助かった。

太朗は、海に引きずりこまれる寸前だったが、
かろうじて足一本ですんだ。
でもなんかすぐにぴょんぴょん歩いていた。
あれ?痛くなさそうだ。
「おー、やべかったなー」とニヤニヤしている。

しかし、とにかく太朗の足をどうにかしなければ。
家の電話から急いで警察に電話をかける。
全く出ないので、今度は救急にかける。
出た人と当たり障りのない世間話をした。

太朗は、海の中を覗こうとしたりしながら波打ち際に立っていた。
俺は、それを横目に(危ないな〜)と思いながら電話していた。

よっぽど「水辺から離れろ!」と言おうと思ったが、
電話しているしそれは止めた。

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