夢を見た。
カールラガーフェルドとキャッチボールをしている。
殺し合いのキャッチボールだ。
少なくとも俺は殺すつもりで球を投げている。
状況はかなり俺が有利で、ラガーフェルドはボロボロだ。
無理もない。もういい年だろう。
しかし、頻繁に、俺とラガーフェルドの間にインド人やイギリス人が、スッと入ってきて立ちはだかる。
モデル立ちみたいなことをして、邪魔をする。
モデルではない。
俺はかなりの剣幕で怒鳴り散らす。実際ならこんなに声を荒げたことはない。
「球を投げる気がないなら今すぐどけ!出て行け!」
怒鳴り散らしながらも、ラガーフェルドが逃げないか目を光らせている。
そしてまた、殺意を込めて球を投げる。
夢七十六夜
夢を見た。
道端に布団を敷いて、その中に潜り込んでいる。
実家の台所には、そんな俺を恥じて膝を抱える妻がいる。
布団の中で俺は俺を恥じる。
「ごめんね、妻よ…」
布団の中からそ〜っと外の様子を伺うと、向こうから数人やってくる。
気まずいな〜、会いたくないな〜と思いまた潜る。
通学路のようだ。
でもあの通学路じゃない。
どこ?お店だ。
青山のドリスヴァンノッテン。
レンガ仕立てのデコボコ道。どうりで冷える訳だ。
マッサンが布団をめくったので、
俺はいいきっかけだと思って覚悟を決めて立ち上がった。
掛布団をマントにして。
道端に布団を敷いて、その中に潜り込んでいる。
実家の台所には、そんな俺を恥じて膝を抱える妻がいる。
布団の中で俺は俺を恥じる。
「ごめんね、妻よ…」
布団の中からそ〜っと外の様子を伺うと、向こうから数人やってくる。
気まずいな〜、会いたくないな〜と思いまた潜る。
通学路のようだ。
でもあの通学路じゃない。
どこ?お店だ。
青山のドリスヴァンノッテン。
レンガ仕立てのデコボコ道。どうりで冷える訳だ。
マッサンが布団をめくったので、
俺はいいきっかけだと思って覚悟を決めて立ち上がった。
掛布団をマントにして。
夢七十五夜
夢を見た。
誰もいない実家
ラコステのイベント
学ランの俺
ヤンキーのカリスマイベント
採用試験
応募殺到
あれは北条?
当たり前にピンクや黄色の女王様メガネ
こいつがボス
北条がボス
俺は精一杯虚勢をはりタメ口で話す
帰り道も一人
振り向けば岸本
呼ぶ声は長崎
長崎?違う、あれは人魂
一人の俺を心配
ありがとうさようなら
すごいスピードで方々にぶつかりながら
?
メールが5件
咲ちゃんからお誘い
亮くんから返事
岸本は勘違い
「富塚亮って倉本聰なん?」
違う。
大野くんから連絡
エビちゃんからは質問
「N3ってその後どうなった?」
知らない。
インターホンで目が覚めた
誰もいない実家
ラコステのイベント
学ランの俺
ヤンキーのカリスマイベント
採用試験
応募殺到
あれは北条?
当たり前にピンクや黄色の女王様メガネ
こいつがボス
北条がボス
俺は精一杯虚勢をはりタメ口で話す
帰り道も一人
振り向けば岸本
呼ぶ声は長崎
長崎?違う、あれは人魂
一人の俺を心配
ありがとうさようなら
すごいスピードで方々にぶつかりながら
?
メールが5件
咲ちゃんからお誘い
亮くんから返事
岸本は勘違い
「富塚亮って倉本聰なん?」
違う。
大野くんから連絡
エビちゃんからは質問
「N3ってその後どうなった?」
知らない。
インターホンで目が覚めた
夢七十四夜
夢を見た。
陸上競技場にいる。
このストレートは200mはあるな。
ゴール地点には…そう
見知らぬばあさんがいる。
俺は膝をつき、何となくゴールを見据える。
手をつく。
肩をならす。
ハッとする。
ゴールにばあさんがいるなら、こっちにはじいさんがいる!
そう思って振り返ると、
確かに見知らぬじいさんが立っていた。
スタートはせずに目が覚めた。
陸上競技場にいる。
このストレートは200mはあるな。
ゴール地点には…そう
見知らぬばあさんがいる。
俺は膝をつき、何となくゴールを見据える。
手をつく。
肩をならす。
ハッとする。
ゴールにばあさんがいるなら、こっちにはじいさんがいる!
そう思って振り返ると、
確かに見知らぬじいさんが立っていた。
スタートはせずに目が覚めた。
夢七十三夜
夢を見た。
ツイッター界の重鎮
ひとたび発言すればリツイートの嵐
つぶやきはお気に入りの常連
フォロワーはビヨンセ級
その名も「メルフェン山田」
場所は岡山の親戚の家。
まさか、ようこおばさんが、
まさか、メルフェン山田だったなんて。
それをカミングアウトされた俺は驚き、恐縮し、挙動不審になっていた。
「え、ちょっと?ほんとに?あぁ。本当ですか?すごい。はぁ。」
カミングアウトした、ようこおばさん本人は
いつも通りのもんだった。
ツイッター界の重鎮
ひとたび発言すればリツイートの嵐
つぶやきはお気に入りの常連
フォロワーはビヨンセ級
その名も「メルフェン山田」
場所は岡山の親戚の家。
まさか、ようこおばさんが、
まさか、メルフェン山田だったなんて。
それをカミングアウトされた俺は驚き、恐縮し、挙動不審になっていた。
「え、ちょっと?ほんとに?あぁ。本当ですか?すごい。はぁ。」
カミングアウトした、ようこおばさん本人は
いつも通りのもんだった。
夢七十二夜
夢を見た。
俺はトイレでふんばっている。
朝か?
夜かもしれない。
外では、ワイフがトイレに行きたくて泣いている。
驚くべきことに、ワイフの横にも俺がいて、
何やら慰めてなだめている。
妻を慰めながら、
(トイレにいるのも俺だし、一体どうしたらいいのか)
と考えていたような。
(そもそもトイレにいるのって俺だっけ?)
と考えてもいたような。
結局、妻がトイレに行ったかは確認できていない。
俺はトイレでふんばっている。
朝か?
夜かもしれない。
外では、ワイフがトイレに行きたくて泣いている。
驚くべきことに、ワイフの横にも俺がいて、
何やら慰めてなだめている。
妻を慰めながら、
(トイレにいるのも俺だし、一体どうしたらいいのか)
と考えていたような。
(そもそもトイレにいるのって俺だっけ?)
と考えてもいたような。
結局、妻がトイレに行ったかは確認できていない。
夢七十一夜
夢を見た。
リヤカーを引いている。
ピンクのジャガーが付いている。
車道行くのは当然危険。
どこかの交差点で、後ろに付いているはずのピンクのジャガーが追い越していった。
ドライバーは知らないおばさん。
見たこともない。
俺はリヤカーを捨てて、坂道を歩く。
ふと、足下のピアノ線に気付く。
目をこらせばそこら中に張り巡らされている。
ゆっくりゆっくり、用心しながら進むと、3〜4人の子どもたちがピアノ線を張っているところに出くわした。
その中の一人に「やめた方がいいよ」と注意すると、
即座に「仕方ないだろ」と言われてしまい、
なぜやめた方がいいのかを上手に説明できない俺は
あきらめて先に進んだ。ゆっくりゆっくり。
すると、さっきの一人が駆けてきて
「ここのは外してあげる」と言って、ピアノ線を外してくれた。
どこからか聞こえるラジオからは、40人を巻き込む大事故があったことが聞こえてきていた。
俺は、その事故の原因がピンクのジャガーであることを確信していた。
坂道をのぼったところにいた、知った顔の女のカメラマンは
「ブライアンに捨てられた〜」と言って、泣きながら中華丼をモリモリ喰っていた。
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