2009年10月3日

靴屋のおじさん

はじめて会ったのに、
もう会えないと思うと寂しい気持ちになるのは不思議だ。

不思議ですね、おじさん。

2009年10月1日

木よ草よ花よ鳥よ虫よ空よ雲よ
太陽よ月よ星よ石よ砂よ土よ
水よ猫よ犬よイスよ机よ男よ
女よ友人よ知人よ他人よ

とにかくすべてのものたちよ

あの子とあの子の家族を守りたまえ

心の底から祝える日が、きっと来ますように

2009年9月某日

「教育」とは何か
「人のため」とは何か
「君のため」とは何か
「何のため」とは何か

方便であったり、手段であったりしてはダメだ。
目的なら?
それも違う気がする。

自己中心的な奴が自分の価値観を、何も知らない人々に押し付けて、
だまして、良いと思い込ませて、金を取るのは、
紛れもない暴力であり、あってはならないことだ。

自分に自信を持っている奴には、気をつけた方がいい。

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弱い自分を見つめ続けて、
それを受け入れて、
自分で認められた時にある気持ちが、
「自信」という言葉に近い気がする。

決して派手な力ではないが、
木の根のように、
光合成のように、
雲や川や風のように。

それが「自信」だ。

夢四十四夜

夢をみた。

「いや、きっしんが第五60北(ダイゴロクジュッペー)におるけぇまあ大丈夫じゃろー」
と、シゲが向こうを見ながら言う。
ハッ!と視線の先を見ると、古い民家の二階の窓から、
きっしんがものすごく鋭い目付きで遠くを睨んでいた。

確か、そこは高校のグランドで、俺たちは戦っていた。
しかし、きっしんがそこ(第五60北)にいるからには安心だろうと思い
胸を撫で下ろしたように思う。

2009年9月11日(アメリカよ)

朝は雲一つない秋晴れだったが、
今は今で、まさに「秋」といった雰囲気の雲が広がっている。

遠く山の方には、入道雲があり、
あれはまさに「過ぎ行く夏」だ。

過ぎ行く夏が風に吹かれて、
見えなくなってから、俺は重い腰をあげた。
これはまさに「働く男」だ。

2009年9月10日

何をそんなに嘆いているの?
何がそんなに、悲しいの?

所変わって日本、渋谷
宿題をやってなさそうな若者

何をそんなに笑っているの?
何がそんなに、楽しいの?

2009年9月9日(スリーナイン)

今日、一言も口をひらいていない俺は
「蓄えてるか」
と、アリに尋ねたが、
アリは返事もせずに黙々と冬に備えていた。

それは、明らかに
「蓄えて」いた。

2009年9月4日

そうか?

何かが違って見えるな。
何か間違って見えるな。

2009年9月3日(おめでとうTミちゃん)

黒いボディにオレンジ色の斑点
やぁ、イモムシくん
どこへ行く?
君の背中はチクチクで
僕はいっしょに行けないな。

じゃ、イモムシくん
さようなら。

2009年9月2日

忙しい。
というか中にも外にも敵がいる。
俺の味方は、どこにいる。

言ってること?
OK、まあわかる。
やってきたこと?
うん、それも立派だな。
あ、頭がいいってのもわかるぜ。
回転もずいぶんと早そうだ。

でもな、今のあんたはそれ以上に、
尊敬したくない何かが吹き出してる。
だから俺は、そんな顔してんだ。

夢四十三夜

夢をみた。

いっしょにいる人数で自分の体重が変わるという。
人数に伴い体重がどんどん増える。
だからAKBの人とかはすごく大変なんだ。

確かにみんなでいると、楽しいけど疲れる。
一人になったときの疲労感はこのためだったのか。

俺は納得して、でも待てよ、と考えた。

地球を単位に考えたら、みんないっしょにいることになって、
その状態が今の状態なら、マックスでこの体重になる。

だから、疲労感の理由は別のところにある、と。

カップを落として目が覚めた。