夢五十三夜 〜前編〜

ながい夢を見た。

牟佐の刑務所の辺りを、何かを肩にかけて歩いている。
お巡りさんが3〜4人いて、
(あーまずいなー、声をかけられたくないなー)
と思っていると、案の定声をかけられた。

肩からさげていたものとは別に絵を持っていて
その絵は、マグリットの『光の〜』だった。

(お巡りさんには、どうせわかるまい)と
「自分で描いたんですよぉ」と言って
「ほー、すごいねー」とか言われていた。

何となくそのままやり過ごそうと思っていたら、
お巡りさんの一人が
「その、肩からさげてるのは何?」と聞いてきた。
(やべー)と思いながら
「いや、別に」と渡す。

お巡りさんは、それをガチャガチャとやって何とライフルにした。

(あ!これはライフルだったのか!これは叱られるだけじゃすまんなー)と
ドキドキしていると、いきなり空に向かってダンダンと撃ちまくり
「あんまし撃ちすぎない方がいいよ」と返してくれた。

そのままみんなでブラブラ歩いていると、
後ろから黒ずくめの人がバイクでゆっくりと通り過ぎた。
俺は
(こいつは俺を探していて、ローソンから吉田の自転車屋を曲がったとこで俺を殺す気だ)
ということに気づいた。

そこで、牟佐公園手前の住宅地へ入っていく道を曲がって逃げるために
お巡りさんたちに「それでは、また」と言って別れた。
直後に、そのお巡りさんたちは殺された。
見ていたわけではないが。

とにかく逃げなくては!と、俺は自宅へ逃げ込んだ。
すると何と…

〜続く〜

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