夢六十四夜


夢を見た。

実家の床の間で、俺は本田と戦っている。
もちろんサッカーで。
すごくせまい。

かなり俺の圧勝。
試合終了後、本田はすごく落ち込んでいた。
こんな俺が日本代表でいいのか、と。

「いや、でもお前はやっぱすげえよ」
と言って、肩をたたいた。

ふと足下を見れば、
サッカーボールはおはじき程度の大きさで、
俺は、なぜかそのおはじきくらいのサッカーボールを
本田に見られないように隠した。

0 件のコメント:

コメントを投稿