2009年12月2日

寺で休んでいると聞き慣れない音が。
最初は気にしていなかったが、ふと見てみるとカラスが水を浴びていた。
「カラスの行水だな!」
と思って見ていると、けっこう何度も、意外に長く水を浴びていて、
「ことわざとずいぶん違うなー」
と思った。

時代と共にカラスも変わり、今のカラスの行水は意外に長いのかもしれんな。
と、わかった風を装い、見るのをやめた。

寺を出るときには、そのカラスは近くの木の枝で、
あたりをギョロギョロと見回していた。


ヘリコプターに太陽の光が反射してキラッとした。
昔みた旭川のフナのキラッとしたやつも、こんな感じだったなと思った。
しかしその直後、
いや、そもそもそんなに魚のキラッとするのを見たことはないかもしらん、と思った。

夢四十六夜

夢をみた。

牟佐

いるのはマコト?

「じろうくんの名前は次朗?」
「はい、そうです」

僕がねー、占ってあげるよ
と、あのこの父は嬉しそうに笑った。


その占いの結果は知らないし、
別に知らなくていい。

2009年11月20日

トムは年と病気と両方らしい。

年のために手術もできないので、対処療法的な治療をしているらしい。
週末は病院の先生が旅行でいないため、家に戻るとのこと。

旅行って!

と思ったが、何だかそういうゆるさもいいなと思った。
ばあさんとトムに合っている気がした。
週末はゆっくり一緒に過ごすがいい。
ゆっくりとな。

2009年11月18日

トムが入院したらしい
あんまりよくないみたいらしい
元気になってほしいよね
元気になってほしいよね

2009年11月17日

今日は手術から一年の日だ。
ずいぶん前のことのようだが、まだ一年。
ゆっくり、少しずつ元気になればいい。

去年の今日が、こんなに寒かったかは覚えてないが、
今年の今日は、ずいぶん寒い。

今夜は早く帰って、
あったかくした部屋で、
あったかいミルクティでも飲みながら、
ゆっくり過ごそうではないか。
冷たい雨も、また、良しじゃ。

2009年11月13日

老いた女1:「何だかさびしくてねー」

老いた女2:「主人がいないとね」

老いた女1:「ついつけちゃう」

老いた女2:「でも今あれでしょ」

老いた女1:「そう、大阪の」

老いた女2:「ねー、やーねー」

老いた女1:「どこつけてもねー」

まだ若い俺:(そういうときは、消音にして画面だけつけておくと、なかなかいいですよ)

2009年11月2日

予定の宿は雪で行けず、渋温泉の宿に変更。
九つの湯巡りの途中で、熱すぎるほぼお湯の風呂を
駒大の学生と全裸でうめあう。
その後、仕事のことや就職のことを話す。
話し方はとてもイマドキの男だったが、
こういう交流の仕方もなかなかないので、悪い気はしなかった。
最後に入った大湯でも、
出るときにいたじいさんに
「おやすみなさい」
「はい、おやすみなさい」
というやりとりが出来たのは、とても清々しい。

おそらくこういうのが、一人旅の醍醐味なんだろうと、
会社の旅行で思った。

2009年10月20日

オリオン座流星群をみた。
70年後も見れるだろうか。

99歳と98歳か。

2009年10月8日(台風一過の)

朝、出勤していると、
何もない空からカラッポのマヨネーズの容器が降ってきた。
驚いた。
カラスか何かが、くわえていて落としたのだろうか。
それとも昨夜の嵐で空に舞い上がり、
今落ちてきたのだろうか。

どっちにしても、
誰にもあたらなくてよかったなーと思った。

夢四十五夜

夢をみた。


たぶん


高校の同級生の井上さん

必死で逃げる俺をかくまってくれた

そこは実家の床の間だった


「成田くんはいつもピクセルが粗いから」


そういって取り出した写真の

成田くんだけ全てが確かに粗くなっていた


俺は、どういうことかわからずに
ただ神妙な顔つきでもっともらしくうなづいていた。

2009年10月7日

これが!
孤島のやり方か!
これが孤島の仕事か!

と、見た目蒙古系のおじさんが無茶苦茶キレていた。
駅員さんが3人で誘導していった。

あの人が感じた「孤島のやり方」「孤島の仕事」とは。
すごく気になって仕事が手につかなかったよ。