寺で休んでいると聞き慣れない音が。
最初は気にしていなかったが、ふと見てみるとカラスが水を浴びていた。
「カラスの行水だな!」
と思って見ていると、けっこう何度も、意外に長く水を浴びていて、
「ことわざとずいぶん違うなー」
と思った。
時代と共にカラスも変わり、今のカラスの行水は意外に長いのかもしれんな。
と、わかった風を装い、見るのをやめた。
寺を出るときには、そのカラスは近くの木の枝で、
あたりをギョロギョロと見回していた。
ヘリコプターに太陽の光が反射してキラッとした。
昔みた旭川のフナのキラッとしたやつも、こんな感じだったなと思った。
しかしその直後、
いや、そもそもそんなに魚のキラッとするのを見たことはないかもしらん、と思った。
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