2009年12月8日

オテラの低い木の上で、
カラスが大きい声で泣くもんだから、
とてもうるせい。

その木は、私がすわっているところからも、
まあまあ近い所にはえているので、
とてもうるせい。

カラスは泣くときにお尻を少しあげて、
顔を前に出して、
「ンカァンカァコ、ンカァンカァコ」
と泣く。
その姿と声は、少し間抜けで愛嬌がある。

あ、飛んでいった。
飛んでいって、鳴いた。

遠くでは工事の音と、パトカーのサイレンの音がしている。

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