2010年11月10日
広場でパンを食べている人のうしろに
雀が五羽
ぴょんぴょん待機してて
物欲しそうにしているのでとてもかわいい
人間の方は
結構くたびれたおばさんで全然可愛くない
食べ方とか
今日はあたたかくて秋晴れ
夜は冷え込むだろう
2010年9月24日
イレブンセブン?
それはセブンイレブンだろ
トムの匂いの毛布で眠る
とまらない鼻水
懐かしい匂い
ロシア人の兵隊に
犯されかける
必死で逃げたの
家財を根こそぎ
持ってかれたの
繁次郎との出会いは
会社の常宿で
10歳で満州へ
親の仕事の都合なんです
引き揚げは繁次郎が先でした
秋田と京都に手紙を
そうすればきっと会える
家にはいつも大量の客人
そうかこれが
これが我が家のホスピタリティのルーツ
大切にします
そのルーツ
おばあちゃん
いつまでも元気でいてください。
夢六十夜
夢を見た。
すごく焦っている。
何人かで走っている。
母もいる。
どこかの住宅地。
立ち止まる。
前を見る。
ものすごく大きな蛇が、ズルズルと道を横切っている。
「あいつか」
「ものすごい大きい」
「すごいにおい」
口々に言っている。
その大きな蛇をさけるために道を変えた。
その道は、本来は通学路ではないので通ってはいけないのだが
近道のため高学年になると通っていた
通称『なかみち』だった。
2010年9月17日
キツネみたいな奴がそばに寄って来たので
眉につばをたっぷりつけた。
つけすぎてたれてきて、まるで泣いているみたいになった。
すると、そのキツネみたいな奴が
「どうぞ泣かないで」とティッシュをくれた。
そして、「手袋をひとつ、いただけませんか」
と言ってきた。
「今はまだ夏の終わりですので、持っていません」
と言うと
「そうですか」
と残念そうに歩いていった。
夢五十八夜
夢を見た。
通学路の途中にある信号機。
パラシュートみたいなのをつけた小学生が三人。
ぶら下がっておりられなくなっていた。
そのうちの一人が、すごく勇気を振り絞った様子で俺に
「お願いします!助けてください!」と、言う。
俺は、どうする!
といった感じで後ろを振り返る。
そこには頼れるいつもの友人たちがズラリ。
しかしそのとき!
突然、身長がその信号機の上くらいまである巨大な女性がやってきて、
真ん中の小学生をひょいっとつかんで地面におき、
(この女性は、同級生の井上さん?)
そのまま去って行った。
助けられた子は、恐怖のためか気絶している。
先生らしき男が介抱している。
俺は、残った二人を助けねばと思い
きっしんとのぶくんと走った。
高くて、異様にでかい朝礼台のようなものに登る。
「よし!グリコで助けに行こう!」
三人でうなずく。
しかし、みんな早く助けたいから出すのはパーかチョキばかり。
しまいにはチョキばっかりでグダグダになり
全員がウフフ、アハハと笑いながら全力で走り出した。
すると脇には、応援してくれるひとがたくさん現れて、
俺はのぶくんを颯爽と抜き去り、ゴールした。
男の子たちは助けていない。
2010年9月3日(野口よ)
のどかで
馴染みの猫がいて
家の前がちょうどいい公園で
静かで
力が抜けてて
寺があって
つくずくいい町だったな
いつかまた
戻ってこれたらいいかもな
そのときまでまたな
祐天寺
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