2010年9月17日


キツネみたいな奴がそばに寄って来たので
眉につばをたっぷりつけた。

つけすぎてたれてきて、まるで泣いているみたいになった。

すると、そのキツネみたいな奴が
「どうぞ泣かないで」とティッシュをくれた。
そして、「手袋をひとつ、いただけませんか」
と言ってきた。

「今はまだ夏の終わりですので、持っていません」
と言うと
「そうですか」
と残念そうに歩いていった。

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